
知らぬ間にギクシャクした関係に持ち込む、かみ合わない会話
相手との会話が噛み合わないとき、複雑にしている思考と会話があります。
複雑になっているものを複雑なまま改善しようとすると、同じような繰り返しが続きます。
この同じような繰り返しをやめたい!
とあなたが望むなら改善する方法があります。
こじれた関係を改善するための、会話の見直しポイント
私たちが会話を複雑にしてしまうのは、精神的影響を先に改善したいと思うからです。
精神的影響というのは、こういったものです。
- 相手の性格
- 相手の考え方
- 相手の価値観
- 相手の言い回しのくせ
など、人によって良いか悪いかの判断が別れるものです。
あなたは今、会話がこじれてしまっている相手との関係を、改善したいと思いますか?
もし、改善し良い関係を持ちたいと思うなら、読み進めてください。
こじれた関係を見なおす、会話見直し事例
精神的影響を何とかしたいと、はやる気持ちはわかります。
しかしその前に、会話を見直し、解決の早いポイントから対応していくほうが、現実の変化はスムーズになります。
「解決の早いポイントから対応」とは「具体的な影響」の解決です。
この具体的な影響を先に解決してからのほうが、対人関係は心が喜ぶものになります。
では、具体的影響を考察するために、相手との対立点を見直してみましょう。
あなたが解決したいと思っている対立点は、本当にそれで良いのかを検討してみませんか?
今回は、軸カウンセリングを受けてくださっている、なおさんを事例に進めます。
あなたも是非、ご自身のことに置き換えて読んでみてください。
文中に「会話:7」とか「会話:5」など出てきますが、カウンセリング内で会話を見直すために会話に数字を振っています。
ですから、この数字にとらわれることなく、読み進めてくださいね。
クライアント:なおさん
対立者:夫
軸カウンセリングでは、まず最初に「目標」を設定していただきます。
しかし軸カウンセリングを続けるうちに、その「目標」も変わってくることがあります。
5回目の会話チェックシートの提出で、なおさんの目標は
『夫の精神的影響には触れず、アイメッセージを伝える』に変わっていました。