私たち親は、子どもを ”じりつ” させなければいけない!
ないしは ”じりつ” して欲しいと願って日々子育てをしています。
自分のことは自分で!と思い、日々声をかけます。
これは、きっと昔も今も親はそう思っているでしょう。
そう思っている親から育てられた私たちですが、
悩み事を聞いていると時々、こう言われます。
私が ”じりつ” していないから、言えないんです
”じりつ” していないので、自信がないんです
テーマ「じりつ」
私が ”じりつ” していないから、言えないんです
”じりつ” していないので、自信がないんです
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”じりつ”していないと言えない言葉とは何?
おそらくこの場合は、
経済的な”じりつ”を夫からしていないということでしょう。
- その『言えない言葉』は、本当に”じりつ”をしていないと言えないのでしょうか?
- ”じりつ”というのは、”経済的じりつ”のことだけを指すのでしょうか?
- 逆に、経済的な”じりつ”ができている人は、”じりつ”しているのでしょうか?
- あなたが思う”じりつ”とは何ですか?
- あなたは”じりつ”していますか?
- ”じりつ”していないとしたらそれは何ですか?
軸対話の大元のゴードンメソッドは、子どもの ”じりつ” を願って組み立てられたプログラムでもあります。
ゴードン博士は、どんな ”じりつ” が大事だと考えたのでしょうね。
ゴードン博士のことを考える前に、まずはご自身が思う ”じりつ” を整理しておきましょう。
ということで、それぞれが思う自立、お互いに質問したり、事例から考えて見たり、、、
いつものように泣く人、笑う人、賑やかにディスカッションをしました。
それぞれの考える “じりつ”
おそれぞれが思う ”じりつ” とは、
*自分で立つ、自分で考えて動くこと
自分で立つ、自分で考えて
人に頼らずに自ら動くこと。
子どもにもそうなってほしい。
色々言いすぎて、
今、黙る日々を実践中。
子どもから、意欲的な言葉が聞けるようになって嬉しい。
*他者からの配慮ではなく、軸対話を実践すること
配慮されたいは、他人軸だったと気づきました。
私にとって ”じりつ” とは、軸対話の実践の中にある。
軸対話実践を通し、
・お母さん言いたいことが言えない
・配慮されたい
・他人はしてくれないとひどい…
・被害者という言葉、知っていたはずなのに…。
・自分がそこまでひどいと思わなかった。
このようなことが、わかったことによって、
自分の人生の舵は自分で切れるのだと知った…。
それが私にとっての自立。
*経済的な面の自立が、比重を占めてしまう
自分の人生に責任を持つ。
自分で工夫、自分の人生は自分で責任をとる。
ということは、やはり
自分の力で食べていけないと肩身がせまい。
自分はこうなんだと話せない自分がいる。
それを解消する行動はとれていない。
その人それぞれと思うが、
堂々とした人が羨ましい。
経済的に自立していないと、
どうしても自立していると思えない
*自分で取捨選択していることが自立
昔は経済的な自立が大事で、
夫にたいして後ろめたい気持ちがあった。
夫との対話を繰り返し、
今は全く違う、生活を分担している感じになった。
自分で選んでいることが自立だと思う。
経済的なことを頼ることも、選んでいたら自立していると思える。
それに3人の子育てがなかったとしたら、夫と同じぐらいに稼げると思っている。
今、子どもが自分で考えて行動している。
子どもたちが失敗も、どんどんしている姿が嬉しいと思える。
*子どもが自律していくことが、寂しかったんだと自覚した
”じりつ” の漢字を調べていて、私にとっては「自律」が”じりつ”と考えると、中学生の子どもはとっくに自律しちゃってる。
息子は自分で立てた行動を自分で律している。
それに対して張り合いがないと、感じていたのだとわかった。
自律=役に立つ、となっており、役に立っていないと生きる価値がないとまで思っていたんだと痛感している。
私は私の自律を願っていなかった(^^;
私自身は、扶養の範囲で行動すると決めているので、経済面での後ろめたさはない。
となると今、本当の私自身の自律に向けて行動している途中。
嬉しいような、まだ明確ではないのでしっくりこない感じ、やっと自分自身に向き合っている。
*下と繋がっていると実感できることが、自立ではないだろうか?!
歌の練習、、、身体を使って声出し
深みにはまっています。
経済的自立をしないといけないとは思っていない。
誰のおかげで食わせているんだ!と言う人が周りにいなかった。
OLやって、マンションが買えるぐらい溜まったけれど、このママでは面白くない。
なので結婚して、仕事やめて、、転勤してもやっていける資格を取った。
家庭に入ってからは他人軸でフラフラしていた。
テレビや雑誌で、料理ができない…
片付けもできない…
母失格…
ふらつく…
傷ついてフラフラして病気になっていた。
そんな時に軸対話と出会って、
子どもとの関係も夫とも姑との関係も改善し、自分で自分に聴く…
味方ができた。
自分が選択をができている。
自立していないと、自信がないと言うことはない。
今は自分の中に自分がいると言うことが自信であり…
雑草のように生きていける自分がいる。
子どもたちは、機嫌がよかったり、狂喜乱舞していたり、、、。
どのような状態でもOK。
他人軸の時は、宙に浮いている感じだった。
地面と繋がって生きている人は、下と繋がっている。
その他…
経済力=自分価値
自分価値 別
頼ること=依存
頼ることを選んでいたら、依存ではない。
完璧主義に陥ると、挑戦しにくくなる。
過保護の場合、完璧主義になりやすい。
*子どもが自己実現していけるようにサポートしていくとは…
褒めて、成功体験=自己肯定感 ?!
成功する確信も何もなくても動けるとは?
成功体験ではなく、褒められることでもなく
本人の中の欲求が明確であることが大事。
軸対話で、お互いの軸を明確にしながら、自分自身にも聞ける自分となる。
子どもをサポートしながら、親も自分自身の自己実現に向かっていきましょう^^
参加者の方の感想
リアル実践会動画
実践会に参加されていなかった方へ、実践会の様子を動画でお届けします。
皆さんも一緒に考えてみてください。
そして、コメント欄へコメントをお寄せいただくか、テーマ別ルームでどんどん意見交換してくださいね。
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