
しなやか自分軸・対話 基本原則の詳細説明です。
順を追って説明をしていきますね。
この記事では、
しなやか自分軸・対話の基本5原則の【4】
自分が困っている時には、
困ったときのアイメッセージで伝える
を解説していきます。
自分が困っている時には、困ったときのアイメッセージで伝える
相手の言っている事や、している事が、私の欲求を阻害していると感じる。
このように “私” がイヤだ困ったを持った場合は、「困った時のアイメッセージ」で伝えます。
注:「こうやったら動いてくれるよ」という、あなたメッセージや質問法や手法はお伝えしていません。
アイメッセージで伝える必要性
なぜアイメッセージにするのか!?
(潔く生きる為です!と言いたい…のですが…σ(^_^;))
私が困っていることを、伝わるように伝える為です。
その為には、以下の3つを抑えておきます。
- 相手の自尊心を傷つけない
- 何について伝えているのかが、ハッキリ分かる
- 良い関係を保ちたい
これが伝える時の原則となります。
ですから、相手をコントロールする「あなたメッセージ」は使いません。
相手には独自の欲求があり、目的があり、思考、行動、感情があります。
相手の思考、行為、感情をこう直して欲しいとは伝えません。
影響:その行動から、どんな影響があって
感情:どんな氣持ちになるのか
私がどう思っているのか、どう感じているのかを、
『私』を主語にして伝えます。
注:こう行動してほしいと伝えないといけない時もありますが、それはその内容とお互いの状況によります。
(詳しくはセミナーで)
相手の怒りが、自分に降りかかった時
相手の怒りが自分に降りかかった時『怒らせてしまった』と考える方がおられます。
しかし感情は相手のものなので、相手は勝手に怒っているんです。
そういった場面で、例えば
私が何か悪いことをしたように思えて
悲しい
これ言って、スッキリします????
もしくは…
不快な思いをさせて申し訳ないと思い
心苦しい
これ言って、スッキリします????
アイメッセージは作っただけでも、スッキリする言葉です。
アイメッセージは作っただけで、自分の心に余裕ができるのです。
例えば。。。。
私のせいとは思えず
むしろ関係ないと思えていて
困惑しています。
※注:アイメッセージは個々によって違います
ないしは
※注:アイメッセージは個々によって違います
と言う方が、シックリ来そうということはないですか!?
これを言っても、
「あなたのせいでしょ!」となるなら。。。
「そう、そんなに私に、何かを分かってほしいのね」と
相手が問題を所有していることを、自覚してもらう必要があります。
※これは、アクティブリスニングの条件の1つです。
あなたメッセージを聞くのは、覚悟が必要
「あなたメッセージ」で伝えてくる相手の話を聞くのは、簡単ではありません。
非常に頭も心も時間も使いますから、その覚悟がないのに聞こうとしても無理です。
聞けないのです。
以前にこんなブログも書きました。

要は私という人を伝えておくのです。
自分自身を伝えるには、自分自身を掘り下げないと言えないので、難しいと言われます。
そして伝えた後は、相手に任せます。
相手にこのまま関わるかどうかも、自分で決めます。
私は私、あなたはあなた。
少しずつ私と他者を切り離して、考えていきましょう。
