
アイメッセージの種類
アイメッセージは困った時にだけ使う。
困った時のアイメッセージだけではなく、アイメッセージには種類があります。
- 宣言のアイメッセージ
- 肯定のアイメッセージ
- 返事のアイメッセージ
- 予防のアイメッセージ
と種類があります。
これらは相手との関係で、問題のない状態の時に使うアイメッセージです。
問題のない状態というのは、お互いの間でイヤ・困ったのない状態のことです。
(中には返事をするだけで困る方もおられますが、基本的には困っていないと考えます)
前回の記事の

アイメッセージの分類でいくと、宣言のアイメッセージです。
宣言のアイメッセージや、他のアイメッセージをあまり記事にしないのには理由があります。
それは見せ掛けのアイメッセージになりやすいからです。
それは何故なのかをお伝えする前に、宣言のアイメッセージを説明します。
宣言のアイメッセージとは
宣言のアイメッセージとは、わたしを主語に、わたしを語ること。
- わたしは〜好き
- わたしはこう思う
- わたしはこんなことを考えている
自分がどんな人間かを語ることであって、必ずしも相手との行動との関わりがあるわけではありません。
例えば、
- 食品選びにはこだわりがある
- あのテレビドラマが好き
- あのドラマの主人公が好き
- あの映画が好き
- 声だけより顔を見る方が安心する
- 今は疲れている
- あなたと話していると楽しい
- 今日はトマト味が食べたい
- 球技は苦手です
- いつかスペインに行きたい
研究員さんも言ってます。
わたしを語ることで、自分を確認する
宣言のアイメッセージは自分を語るのであって、相手に自分を分かってほしいと、お願いしているわけではありません。
ただ知らせているだけです。
周りが応えてくれても、応えてくれなくてもどちらでもいい。
「わたしはこうです!」と語る、ただそれだけです。
ただそれだけですが、自分自身が清々しいのです。
自分は清々しいですが、相手はそれを聞いて、不快に思うことや、違う意見を言う時もあります。
例えば
とアクティブリスニングする。
どんな時もアイメッセージとアクティブリスニングはセットです。
この宣言のアイメッセージは、自分のことを知らないと言えない言葉です。
そして自分の心が安定している状態でないと、言えないかもしれません。
それは人の感度は、マイナス面に高いからです。
マイナス面に高い状態で上記のアイメッセージを使うと、見せ掛けのアイメッセージになります。
詳しくは次回です。
しなやかにね( ̄ー☆
